「はじめての許容応力度計算」セミナー (2023/05/29~31)

2023年5月29日(月)~31(水)に、東京・名古屋・大阪の3会場で「はじめての許容応力度計算」セミナーを開催いたしました。
本セミナーは、自社で初めて許容応力度計算をチャレンジされるにあたり、基本的な知識やホームズ君での流れをつかんでいただくという趣旨で企画いたしました。
午前から夕方までの5時間半という長丁場にも関わらず、参加者の皆様が終始熱心にメモを取りながら聞かれていて、許容応力度計算をマスターするぞという意気込みが伝わってきました。

■ 講義内容について


今回は、基礎知識の座学をインテグラル会長の柳澤から、ホームズ君の操作を営業企画部の木村から、交互にご案内する流れで進めました。許容応力度計算の検定項目や比較する力を資料で学んでいただいたところで、ホームズ君「構造EX」を使って、「構造3Dビューア」機能等で具体的にイメージしていただきました。


座学パートでは、検定項目の計算の概念をまとめた「よくわかる許容応力度計算」と、2023年3月に発刊された図書「設計実務に使える 木造住宅の許容応力度計算」を使いながら、ホームズ君で行っている許容応力度計算の流れや、重要な検定項目の解説等を行いました。建築基準法や住宅性能表示の耐震等級と、許容応力度計算の想定している地震力がどのくらい違うのか等、具体的な事例を使ってご説明しました。
操作パートでは、「構造EX」の検定NG解消ツールを使った、許容応力度計算の流れをご紹介しました。荷重が軽い建物と重い建物でどのくらい地震力や検定項目に違いが出てくるのかを、「構造3Dビューア」機能を用いて説明しました。直感的にご理解を進めていただいたことと思います。
また、許容応力度計算において特有の、梁上耐力壁の加算曲げモーメント・加算せん断力も具体的な事例でご紹介しました。

■ 会場について


4号特例見直しへ対応するための皆様の関心の高まりで、申込開始直後からとても反響が大きく、3会場ともすぐ満席となってしまいました。また、今までになくキャンセルが少なく、3会場ともほぼ満席の状態でした。資料を広げるには机が狭いという声もいただきました。申し訳ございませんでした。今後はより広い会場での開催を検討いたします。

加えて、時間が長くても何回かに分けてでも良いので、じっくり学びたいという声もいただきました。追って、オンラインセミナーまたは動画コンテンツにて、はじめて許容応力度計算にチャレンジされる方向けの、操作の流れやテクニックを公開していく予定です。

引き続き、ホームズ君「すまいの安心フォーラム」をどうぞよろしくお願いいたします。


■ 関連リンク