【オンラインセミナー】パッシブ設計のすすめ
 一緒に室温を設計してみよう (2021/5/19)

オンラインセミナーに講師としてRaphael設計神長宏明氏をお招きしご講演いただきました。
今日のセミナーは、4月1日から説明義務制度が開始となりましたときに弊社が開催したセミナーで、神長様から『UA値で建て主の期待する性能を確保できるのか?』といった趣旨の問いかけをいただき、『室温を設計することについて、もっと、室温計算の仲間を増やしたい』、というお話をいただきました。そこで、今回のセミナー『一緒に室温計算をやりましょう』に発展し開催が実現いたしました。

神長さん粟野の家温度計

今回の講師、神長様は、栃木県に設計事務所を構えられ、新住協に所属され、Q1住宅を実践されておられます。室温に着目した設計に取り組まれておられます。一昨年、神長さんのQ1物件の見学会を拝見させていただき、非常に驚きました。8月初旬の真夏日に伺い、外気温は36度の蒸し風呂状態でしたが、建物の中に入ると、そこは天国でした。室内25度でした。私は“Q1天国”と勝手に命名しています。確かにエアコン1台しか稼働しておらず、1階2階の温度差もほとんどありませんでした。その天国の中で、どうして、このような住宅ができるのか、その設計や施工の詳細について、神長さんはじめ、大工さん、窓屋さんもいらっしゃって、それぞれから詳しく伺うことができました。また、日射取得率の高い窓や300ミリの充填屋根断熱の威力も体感することができました。

目次室温計算まとめ18℃

その神長様から、約90分の時間をかけて、以下の内容で、お話いただきました。
§1 UA値や省エネ基準は何のために必要か?
§2 その土地に適した室温を設計する
§3 室温の設計には日射取得の計算が不可欠
§4 実測してわかること
§5 高性能住宅のレシピは自身で作る
§6 豊かな暮らしと家族に笑顔をもたらす住宅
また、後半30分は質疑応答にもお答えいただきました。
アンケートでの受講者の皆様からの反応も大変よく、室温の輪は広がりそうです。


詳細については、ホームズ君マイページのオンラインセミナーからご覧いただけます。ページにて、資料とアーカイブ動画をご覧いただけます。

※ すまいの安心フォーラムの会員様特典

今後もオンラインでの技術情報セミナーの開催、動画コンテンツの充実などを行いますので引き続き「ホームズ君すまいの安心フォーラム」をよろしくお願いいたします。