セミナールーム「長期優良住宅支援セミナー  構造EX操作(入門編)」

2011年7月21日、「長期優良住宅支援セミナー 構造EX操作(入門編)」を開催いたしました。当日講師を務めました坂入と申します。

本セミナーは、長期優良住宅への対応を考えている方、また、ホームズ君構造EXの操作に慣れていない方などを対象とした、少人数制の操作セミナーです。お客様にはパソコンをお持ちいただき、ホームズ君構造EXの各機能を実際に操作しながら、申請に必要となる設計内容説明書の出力までを行っていただきます。

今回参加いただいた方の中には、既に長期優良住宅に取り組んでいる方も何名かおられましたが、実際に設計を行っていくと、疑問も多い様子。これまでに開催したセミナーでもうかがえたことですが、やはり構造の安定で検討する床倍率や、省エネ(性能規定)の考え方について戸惑われる方が多いようです。

特に床倍率は、建物の形状によっては等級を満たしにくい場合があります。参加者の中には、実際にご自身が作成した物件データをお持ちになった方がいらっしゃいました。そのデータを一緒に確認しながら、等級を満たす操作をお答えする場面もありました。(お客様が入力したデータを見ながら質問にお答えできることも、セミナールームの特長です。)

また、今回も岩手県など、東北地方から参加いただいた方がいらっしゃいました。「東日本大震災に直面し、長期優良住宅が重要だと実感した」とお話しされていました。

セミナールームは、お客様と直接会ってお話をさせていただける貴重な機会でもあります。ユーザーの方が日頃感じている、疑問点・不明点などを直接伺い、その解決を一緒に行うことができます。(このような場で得たご質問や疑問は、開発やサポートチームにとっても貴重なご意見となります)

今後も、耐震診断や許容応力度計算のセミナールームと合わせて、定期的に開催してまいりますので、ぜひご参加いただければと思います。