2018年1月17日、インテグラル開発センター（茨城県つくば市）で、耐震診断・補強設計セミナー（耐震診断Pro操作 入門編）を開催しました。本セミナーは、実際にホームズ君「耐震診断Pro」を操作し、CAD入力から耐震診断、補強設計までの操作の流れを体験していただくセミナーです。
1月17日は阪神淡路大震災（兵庫県南部地震）が発生した日です。
この地震による被害の教訓をもとに当時の最新の知見が盛り込まれ、2004年に(一財)日本建築防災協会から『木造住宅の耐震診断と補強方法』が発行され、一般診断法と精密診断法による耐震診断の基準がまとめられました。そして2012年に『木造住宅の耐震診断と補強方法』は改訂され、一般診断法の見直しや非住宅に対応する精密診断法2が整理されました。
直近では昨年(2017年)、1981年以降に建てられた住宅を対象にした、「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法」が示されるなど、耐震診断に関わる動きが続いています。
今後も、国は「住宅の耐震化を2020年に95%、2025年に概ね完了」とする目標を実現するため、補助金等を含む多くの施策が検討されることと思います。
さて、今回の参加者の多くは比較的最近ホームズ君「耐震診断Pro」を購入された方々です。これから耐震診断に取り組みたい！という高い意識を感じました。
耐震診断は診断者の判断による部分も多く、色々と迷う部分があります。そのような不安を持っている方にはぜひ、このセミナーに参加していただければと思います。
操作のポイントを分かりやすくまとめた資料も用意しています。これ一冊あればホームズ君「耐震診断Pro」の一通りが分かります。
実際にソフトを使って耐震診断や補強設計を行なうのは難しいのかな？と不安に思っている方も、本セミナーに参加すればその不安は取り除かれるでしょう。
今後も、操作セミナーは継続して開催いたしますので、是非ご参加いただければと思います。
