一般財団法人日本建築防災協会から平成29年5月16日付で、「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法」(略称: 新耐震木造住宅検証法)がとりまとめられ、同協会ホームページで公開されました。
これは、熊本地震における建築物の被害をふまえ、1981年(S56)から2000年(H12)までに建築された木造住宅の耐震性を検証する方法として作成されたものです。
▼一般財団法人日本建築防災協会 新耐震木造住宅検証法
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/8100
▼国土交通省 新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法の公表について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000662.html
これを受けて、耐震診断・耐震改修の実務者の皆様にいち早く内容をお伝えするために、ホームズ君すまいの安心フォーラムでは「新耐震木造住宅検証法」解説セミナーを6/15東京、6/28熊本、6/29大阪の3都市で開催いたしました。
セミナーの受付を開始してすぐに満席になってしまうほどの関心の高さが伺えました。
新耐震木造住宅検証法では、所有者による検証でNGとなった場合に、専門家による効率的な検証として「一般診断法に準じた方法」を用いて上部構造評点の計算をおこないます。
セミナーでは、「一般診断法」との計算の違いや計算結果の比較などを解説しました。
急な開催にも関わらず多数の方からお申込みをいただき、ありがとうございました。
ホームズ君「耐震診断Pro」の新たなオプションとして、新耐震木造住宅検証法に特化したモードの追加を予定しておりますので、ご期待ください。