セミナールーム「はじめての許容応力度セミナー」

2011年4月20日、弊社の研究学園オフィスにて、
「はじめての許容応力度セミナー」を開催いたしました。
私は、講師をつとめさせていただいた、インテグラルの落合と申します。
セミナールーム1

今回も前回(2/23)同様、はじめて許容応力度計算を行う方を対象とし、
「ホームズ君 構造EX」を使って、実際に許容応力度計算を行い
検定をクリアするまでの操作を行っていただく、少人数制のセミナーです。

許容応力度計算の中でも特に検定クリアが難しい「水平構面の検定」を中心に、
受講者の方に解説し、実践していただきましたが、みなさんスムースに操作されていました。

今回、セミナー受講者の方のお話を聞かせていただいて、
あらためてわかったことがあります。
それは、「これまで意匠設計を中心に行っていたが
外部に依頼していた構造設計を自分たちで行いたい」という方が多い、という点です。

このことは、まさに、ホームズ君「構造EX」の許容応力度計算オプションの開発コンセプトの一つです。
ホームズ君「構造EX」は、これから構造計算(許容応力度計算)を行おうという方に、
ソフトを使いながら学習していただくことを開発コンセプトにしております。
できるだけ直感的でわかりやすい画面や操作性、計算の内容や考え方を整理したヘルプなど、
改善を続けております。
今回の「はじめての許容応力度セミナー」ような初心者向けセミナーも、今後も開催予定です。
セミナールーム2

なお、前回(2/23)もお伝えした通り、
ホームズ君「構造EX」許容応力度オプションは、
2011年5月末に財団法人日本住宅・木材技術センターの木造建築物電算プログラム認定を取得予定です。
これにより、既に認定取得済の建築基準法・住宅性能表示の機能(2009年11月取得)とあわせ、
より安心してお使いいただけるようになります。

また、「公共建築物等のおける木材の利用の促進に関する法律」の施行(2010/10/1)に伴い、
今後、低層の公共建築物の原則木造化が進み、許容応力度計算を行う必要のある建物が増える事が予想されます。
ぜひホームズ君「構造EX」の許容応力度計算を活用していただくことで、
ユーザーのみなさまの業務に役立ち、ひいては木造化の推進に貢献できればと考えております。