Archive for 6月, 2012

秋葉原「木造住宅耐震診断セミナー ~診断基準2012年改訂速報~」

木曜日, 6月 28th, 2012

2012年6月28日、秋葉原にて「木造住宅耐震診断セミナー ~診断基準2012年改訂速報~」を開催いたしました。

震災以降、全国的に耐震診断数が増えているので、みなさまの関心が以前にも増して高まっているだろうことは予想していましたが、それを上回る反響で、参加申込の受け付け開始後、早々に満席となる人気セミナーとなりました。キャンセル待ちしていただいたのに受け入れできなかったみなさま、申し訳ありませんでした。

さて、今回の基準改訂は、当初3月に発表とされていましたが、6/11(月)から開始した一般財団法人日本建築防災協会主催の全国開催の講習会でようやく明らかになりました。これまで2004年版基準で耐震診断を多数行ってこられた方には、従来の診断結果とどのぐらい異なってくるのか、2004年版の診断結果との比較は非常に気なる点だと思います。これらについて、インテグラルでは実物件データを用いた分析結果を大急ぎでとりまとめました。この結果を、株式会社インテグラル代表取締役柳澤泰男が、2004年版の診断法との変更点を解説し、2004年版と2012年版との比較、一般診断と精密診断との比較などを、資料とグラフを用い、発表いたしました。

発表内容は、弊社ホームページ ホームズ君.comでも公開しております。
2012年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」主な改訂内容
2012年評点の傾向と2004年評点との比較分析

 

セミナー参加者様の声では、2004年版旧基準はいつまで有効であるかや、2012年版改訂基準に則ったホームズ君「耐震診断Pro」Ver.4のリリース時期についてのご質問をいただきました。

ホームズ君「耐震診断Pro」Ver.4は、7月14日発売予定です。今しばらくお待ちください!
もちろん、ホームズ君「耐震診断Pro」Ver.4においても、一般財団法人日本建築防災協会のプログラム評価を取得予定です。

 

最後に、セミナーの追加開催のお知らせです!
全国4都市での追加開催いたします。

7月13日(金)の高知を皮切りに、7月20日(金)名古屋、7月24日(火)東京、8月2日(木)大阪で
「2012年 改訂版 『木造住宅の耐震診断と補強方法』 徹底解説セミナー」を開催いたします。
興味のある方は、ぜひご参加ください。セミナーお申込みページはこちら

※本セミナー及び上記の開催予定セミナーは、一般財団法人日本建築防災協会主催の講習会ではありません。

秋葉原 稲山正弘教授特別講演「許容応力度計算のすすめセミナー」

木曜日, 6月 28th, 2012

2012年6月28日、秋葉原にて「許容応力度計算のすすめセミナー」を開催いたしました。

「公共建築物木材利用促進法」(2010年施行)の推進のため国交省が定めた
「木造計画・設計基準及び同資料」では、許容応力度計算以上の計算が求められています。

そこで、許容応力度計算の教科書である、財団法人 日本住宅・木材技術センター発行
「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」の編纂に携わられた
東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 稲山正弘教授
をお迎えし、お話しいただきました。

午前中の「木造住宅耐震診断セミナー」同様、早い段階で満席となりました。
沢山の方にご参加いただき、許容応力度設計に関する関心の高さが伺えました。

 

 

 

前半では、稲山先生より
「大規模木造建築の構造設計手法 ~現行法規・コストの制約条件内での回答~」
という題目でお話しいただきました。
地場産材の限定利用の問題点等、具体的な事例を交えながら
中大規模木造をつくるポイント、課題や解決策をご説明いただきました。
稲山先生が携わられた美しい建築物の写真も見せていたいただき、木造の可能性を私たちに教えてくださいました。

講演でどういう時にいろいろなアイデアが出てくるのか?という質問に対して
このようなことをおっしゃっていました。
・考えるのが好きで、アイデアはそこから生まれてくる。
・流通品、既存の金物とプレカットでできる範囲内で、特性を活かし組み合わせるから面白い。
・なんでもできてしまうと考えないし、工夫しなくなってしまう。そうなると意外と面白いものができない。
・制約条件の中で考えた方がむしろ面白い、新しいアイデアが出てくる。
これらの稲山先生のチャレンジ精神や探究心から、素晴らしい作品が生まれているのだと、興味深く感じました。

 

 

後半では、インテグラル 代表取締役柳澤泰男より
「はじめての許容応力度計算 ~許容応力度計算のススメ。構造力で差をつける!~」
という内容で、許容応力度計算の概要や基本的な流れについて説明いたしました。

“使いながら構造計算が学べるソフト”がコンセプトで
財団法人 日本住宅・木材技術センター 木造建築物電算プログラム認定取得の
「ホームズ君 構造EX 許容応力度オプション」を用いた実践的な設計手順や
検定NG解消方法もご紹介いたしました。

併せて、2012年5月6日に発生した茨城県つくば市 竜巻被害報告と
5月27日にインテグラルが建物重量や建物の耐力等の計算等について
東京工芸大学の田村幸雄教授に協力させていただいた、風洞実験の様子もご紹介いたしました。
参加者の方からは、とても勉強になった、面白かった、木造の可能性について希望が持てた
という声を沢山いただきました。

これからもインテグラル すまいの安心フォーラムは、皆様にご満足いただける
充実した内容のセミナーを開催してまいります。

千葉県袖ヶ浦市耐震改修促進協議会「耐震診断補強・設計セミナー」

金曜日, 6月 22nd, 2012

2012年6月22日、袖ヶ浦市耐震改修促進協議会様からのご依頼で、「耐震診断補強・設計セミナー」を行いました。

先般発表された「木造住宅の耐震診断と補強方法」の2012年版改訂の概要、一般診断における2004年版と2012年版評点の傾向のほか、事前にいただいていた「耐震診断Pro」の操作に関するご質問などについて解説いたしました。

今回の改訂については皆様すでによく把握していらっしゃるようで、講師の説明で再確認するかのように頷きながら聞く姿が印象的でした。
2012年改訂版の公開後、インテグラルではいち早く2004年版との評点比較分析を行い、その傾向を調査しました。
特に一般診断では評点が大きく変わる場合もあり、分析結果グラフなども大変興味を持ってご覧になっていました。
分析結果についてはこちらをご覧ください。

「耐震診断Pro」Ver.4の発売についてのご質問も多く、皆様からお寄せいただく期待の大きさを実感しました。
インテグラルでは今後も、今回のような改訂だけでなく国の施策等にも迅速に対応できるよう、日々開発に取り組み、皆様のご期待にそえるよう努めてまいります。