全国8都市「木造住宅 耐震診断セミナー& 長期優良住宅対応セミナー」

2011年06月30日から、8月12日にかけて、愛知、東京(3回開催)、静岡、大阪、高知、福岡、鹿児島、新潟の8ヶ所にて、木造住宅の耐震診断セミナー、および長期優良住宅への対応セミナーを開催いたしました。

【木造住宅 耐震診断セミナー】
2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震の被害状況、地震の揺れの特徴や、一般診断、精密診断の違い、見積作成のポイント等について解説しました。
また、弊社のホームズ君「耐震診断Pro」「あっと簡単見積」という二つのソフトの操作デモを行いました。「耐震診断Pro」の入力画面を見ながらCADや補強プランの作成を行い、「あっと簡単見積」との連動による耐震補強概算見積の作成までをご紹介しました。

皆様、やはり東北地方太平洋沖地震については関心が高く、被害状況の説明などでは、熱心に聞き入っている様子でした。参加者のお話では、やはり、東北地方太平洋沖地震以後、住宅の耐震診断や補強工事の案件が増えているとのこと。
各自治体では、それぞれ診断用のソフトを指定するなど、耐震に対する取り組みが強まっている様子がうかがえました。

愛知県会場

東京都会場

静岡県会場

大阪府会場

高知県会場

福岡県会場

鹿児島県会場

新潟県会場

【構造EX 長期優良住宅対応セミナー】
長期優良住宅の申請を行う際の認定基準(耐震等級2および省エネ等級4)や、実際に等級を上げる際にかかる費用の考え方について説明しました。ホームズ君「構造EX」を使用し、実際に耐震等級2や省エネ等級4を満たす設計についても、ご紹介いたしました。

耐震等級2の検討の中では、床倍率の部分がよくわからないというお話をよく耳にします。
そのため、今回のセミナーでは、床倍率の考え方の説明、および等級の上げ方の実演を重点的に行いました。
皆様のご理解の一助になれば幸いです。

長期優良住宅の申請については、これから行っていきたいという方、何回か申請しているものの、全体的な内容を知りたい、という方が多くいらっしゃいました。
また、昨今の電力事情のためか、省エネ住宅への取り組みを強化されている様子で、省エネ等級を判定する上での熱損失係数(Q値)や夏期日射取得係数(μ値)の考え方などに関心が高まっている様子がうかがえました。

愛知県会場

東京都会場

静岡県会場

大阪会場

高知県会場

福岡県会場

鹿児島県会場

新潟県会場

全国的なセミナー開催により、参加者の皆様から直接、多くのご意見、ご要望を伺うことができました。
いただいたご意見、ご要望をもとに、今後の製品開発につなげていければと思います。
今後も全国各地のセミナーを企画してゆきますので、皆様のご参加をお待ちしております。