実例に学ぶ!ソフト実習付き 許容応力度計算セミナー

名古屋6/30、大阪7/7、7/28東京にて、ホームズ君「構造EX」を使用した許容応力度計算の操作セミナーを開催しました。本セミナーは、参加者にノートパソコンをお持ちいただき、実際にホームズ君「構造EX」を操作して、許容応力度計算の入力方法や検定NGの解消方法を学んでいただくセミナーです。

名古屋会場

大阪会場

東京会場

参加者の皆様は熱心に聴講されていました。操作セミナーということで、多くはホームズ君「構造EX」許容応力度計算オプションのユーザーの方だったのですが、「こんな便利な機能があったのか!」などというお話も聞きしました。特に伏図入力における「梁一本単位の移動方法」や「梁を交差するように重ねて入力しても途中で分割して入力されること」などはご存知ない方が多いようでした。

検定NGについては、NGになりやすい項目である鉛直構面、水平構面、柱頭柱脚接合部、および土台、アンカーボルトのNG解消方法を実践しました。一例ですが、検定NG解消のポイントとしては以下のものがあります。

      ●鉛直構面の場合
      単純に筋かい等の耐力壁を追加することで解消できますが、建物が偏心していると負担地震力の割増が発生するため、バランスよく壁を配置する必要があります。
      ●水平構面の場合
      「屋根構面や床構面、火打ちのせん断耐力をより強い仕様にする」もしくは「地震時および風圧時のせん断力を負担する、耐力壁のある通りを増やす」などの方法があります。今回のセミナーでは、面材詳細計算法で許容せん断耐力を求めた高耐力の構造用合板を部分的に追加して水平構面の耐力を上げる、という方法を試していただきました。
      ●柱頭柱脚接合部の場合
      「より強い引張耐力をもつ仕様に変更する」もしくは「柱に取り付く耐力壁を減らし、その柱に発生する引抜力を小さくする」などの方法があります。今回のセミナーでは、より強い引張耐力を持つ仕様を使い、検定NGを解消しました。
      ●土台、アンカーボルトの場合
      許容応力度計算を実行し、各柱にかかる軸力が判明した後でアンカーボルトの自動配置を行うと、すぐに解消できます。

NGの解消方法を、実際に見て試していただいたことで、その考え方を掴んでいただけたのではないかと思います。

セミナー終了後、参加者からは、もっと色々な項目のNG解消法を知りたい、との声がありました。今後は、より多数の検定NG解消パターンをご紹介できるよう、セミナーの内容も充実させていきたいと思いますので、是非ご期待ください。