日本の住宅をもっと強く!もっと暖かく!
ホームズ君「許容応力度計算のすすめ」

ホームズ君「許容応力度計算のすすめ」セミナーを東京(12/15)、大阪(12/20)の2会場で開催しました。本セミナーは、2016年11月からインテグラルが推進している『日本の住宅をもっと強く!もっと暖かく!』プロジェクトの一つ「よくわかる木構造セミナー」の第2弾です。東京、大阪ともに大勢の方にお申込みをいただき、ほぼ満席となりました。許容応力度計算への関心の高まりをあらためて実感いたしました。

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前半のパートでは、許容応力度計算において特に重要な外力(地震力・風圧力)、鉛直構面、水平構面の基本的な考え方や計算方法について解説しました。
ホームズ君「構造EX」を使えば間取りや耐力壁などを入力して簡単な条件を設定するだけで、許容応力度の計算を実行することが可能ですが、計算方法を理解した上でソフトをお使いいただけば、より合理的で耐震性の高い設計ができるようになります。その上で、現行の耐震等級3を最低限の基準として考え、建築基準法で想定している地震力の1.75~2.00倍の地震力に耐えられる、より耐震性の高い耐震等級4、5に相当する設計をしていただくことで、熊本地震のように震度6強~7の地震が複数回発生した場合にも継続して安心して暮らせる設計ができます。

後半は、ホームズ君「構造EX」を使った許容応力度計算の設計方法やフロー、開発中の新機能についてご説明を差し上げました。
セミナー終了後も、ホームズ君のより詳しい使い方やユーザー様が現在設計中の建物に関する疑問など、たくさんの方からご質問をいただきました。セミナーはユーザー様から直接ご意見ご質問をいただける貴重な場ですので、今後も積極的に開催していきたいとあらためて思いました。

2017年も、1月に「H28 省エネ基準&ZEH」、2月に「木造住宅の耐震診断」、3月に「パッシブ設計のすすめ」といったテーマのセミナーを開催いたします。ご興味のある方は是非ご参加ください。