ホームズ君でつくるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス

「ホームズ君でつくるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」セミナーを東京(4/19)、大阪(4/21)の2会場で開催しました。
本セミナーは、経済産業省の平成28年度ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)の一般公募と、その要件であるZEHビルダー登録申請にいち早く対応できるよう企画いたしました。参加申込み開始と同時にほぼ満席となり、追加開催のご要望など大きな反響をいただきました。

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ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)について、「エネルギー基本計画」(2014年4月11日閣議決定)では、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指す」ことが明記されました。2015年12月17日には、経済産業省資源エネルギー庁「ZEHロードマップ検討委員会」が『ZEHロードマップ』を発表、ZEHの概念や達成のための要件が明確に定義されました。そして迎えた2016年はZEH標準化元年と言われています。

セミナーでは、ZEHの定義や補助事業の種類などの制度的な部分から、ZEHを達成する際の外皮や設備の設計ポイントまで幅広く解説しました。
補助事業は、国土交通省と経済産業省がそれぞれ行う予定です。経済産業省は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)」、国土交通省は「地域型住宅グリーン化事業」の中で実施されます。補助金額や補助要件等が異なるため、どちらを利用したほうがいいのかは個別に検討が必要です。

経済産業省の「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)」は、ZEHロードマップにおける「ZEHの定義」を満たしていることが交付要件です。
平成25年省エネ基準の一次エネルギー消費量の計算で求められる暖冷房や給湯、照明などの「基準一次エネルギー消費量」に対して、外皮・設備面で20%削減、そして太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入して、合計で100%以上の削減が必要となります。また、外皮性能(UA値)については、例えば東京などの6地域では、UA値を0.87から0.60まで向上させることが求められています。
一次エネルギー消費量の削減率を100%以上にするためには、太陽光パネルによる効率的な発電が重要です。
ホームズ君「省エネ診断エキスパート」の「すまいのエコナビ」では、次期バージョンから太陽光パネルの自動割付シミュレーション機能が追加されますが、今回のセミナーでは、その機能を紹介いたしました。ホームズ君などソフトウェアを使用することで、計算に要する時間を短縮できます。その分の時間を、ぜひ仕様検討などに費やしていただければと思います。

セミナー後、参加者から、「曖昧だったZEHの定義や補助金の内容が理解できた」「ZEH達成のために、外皮性能をどれだけ強化すればよいか、暖冷房や給湯などの設備仕様は何を選んだらよいか、太陽光パネル導入の考え方などが聞けてよかった」などの感想をいただきました。国は、ZEHが新築住宅の標準となることを目指しています。弊社も、ソフトウェアおよびセミナー等を通して、ZEHの普及に助力していきたいと考えます。
今後も、ZEHに関するセミナーを企画・開催していきます。

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