2014年11月~12月
平成25年省エネ基準 完全移行対策セミナー

今年の夏に引き続き、東京、大阪、名古屋、高知の全国4都市にて、
「平成25年省エネ基準 完全移行対策セミナー」を行ないました。

2015年4月1日から、長期優良住宅やフラット35Sで検討する省エネ基準が、平成25年省エネ基準に完全移行します。

完全移行まで、残りわずか約4ヶ月、徐々にその日が近づいています。

img00 img02

第1部では、株式会社インテグラル 代表取締役 柳澤泰男が、
平成25年省エネ基準の概要について解説いたしました。
外皮平均熱貫流率(UA値)や冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)の考え方や
具体的な計算方法について、その全体像を掴んでいただけたのではと思います。

img01  img013

第2部では、ホームズ君「構造EX」を使用した省エネ計算の流れを説明しました。

ホームズ君「構造EX」では、天井や外壁など、各部の断熱仕様を設定するだけで、UA値やηA値がリアルタイムで求められます。

第1部で聞いた内容が、実際にソフト上でどのように計算されるのか、その様子をご理解いただけたと思います。

さて、省エネ計算を行う上で重要かつ手間がかかるのが、外皮等面積の計算です。
ホームズ君「構造EX」では、CAD入力した図面から外皮等面積を
自動算出しますので、正確かつ手間をかけずに、省エネの計算を進めることができます。

省エネ計算を行うExcelプログラムでは、外皮等面積を手計算することになりますが、特に間取りや窓の位置が変わった場合には、外皮等面積をその都度計算することになります。

ホームズ君「構造EX」では、CAD入力を変更するだけで、すぐに外皮等面積が再計算されますので、手間を大幅に減らすことができます。

 

今回のセミナーには、これまで省エネの検討を行ったことのない方が多く参加されていました。

その方々からは、「これまで省エネの検討を外注していたが、自社で対応できるようになりたい」、「構造の検討を専門に行なっていたが、今後は省エネも業務に取り込んでいきたい」などの積極的なお話もうかがえました。

インテグラルでは、ホームズ君製品およびセミナーを通して、皆様のお力になれれば幸いです。