セミナールーム「省エネ・長期優良住宅セミナー(構造EX操作 入門編)」

2014年2月19日、インテグラルのセミナールーム(茨城県つくば市)で、「省エネ・長期優良住宅セミナー」を開催しました。
本セミナーは、 実際にホームズ君「構造EX」を使ってモデルプランで目標をクリアしていく実践的なセミナーです。

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講習では長期優良住宅の認定基準説や耐震等級や省エネ等級の満たし方について解説します。 2013年10月1日に施行された【平成25年省エネ基準】(「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」(平成25年経済産業省・国土交通省告示第1号))についても詳しく解説します。※ホームズ君「構造EX」では、省エネオプション(H25年省エネ基準対応)で、外皮性能「外皮平均熱貫流率(UA値)」「平均日射熱取得率(ηA値)」「一次エネルギー消費量」算定のための条件算出を行うことができます。

現在の長期優良住宅で採用されている省エネの判定基準は、次世代省エネ基準(平成11年省エネ基準)です。熱損失係数(Q値)と夏期日射取得係数(μ値)で等級4を満たす必要があります。 しかし、今後は改正省エネ基準(平成25年省エネ基準)による断熱性能の判定が求められるようになってきます。 いかに早く基準を理解し対応できるかが重要です。

今回のセミナー参加者の方は長期優良住宅の申請は未経験という方が多かったようです。また、省エネ基準については、現在は次世代省エネ基準(平成11年省エネ基準)と改正省エネ基準(平成25年省エネ基準)の移行期間ということもあり、どの基準で検討したらよいか混乱されている方も多いようです。 今回のセミナーが、少しでも皆様の今後の業務の助けとなれば幸いです。