2013年7月・8月 省エネ・長期優良住宅/木造耐震診断 基準解説セミナー (8月編)

2013年7月から8月にかけ、耐震や省エネの基準解説をテーマに全国13会場でセミナーを開催しました。8月の開催は下記の4会場です。

  • 8/02(金) 名古屋
  • 8/06(火) 高知
  • 8/08(木) 大阪
  • 8/21(水) 仙台

午前の部は「省エネ・長期優良住宅 基準解説セミナー」です。2013年10月(住宅)に施行される2013年改正省エネ基準とこれまでの1999年省エネ基準との違いを、インテグラル の代表取締役、柳澤泰男 が解説しました。いち早く新しい情報をとりいれようと、 参加者の皆さんが一生懸命にメモされている姿が印象的でした。
午前の部後半では、「ホームズ君構造EX」を使った長期優良住宅設計の流れを紹介しました。 長期優良住宅の耐震等級2以上、省エネ等級4を満たす設計を、実際にソフトを使いながら進めていきました。特に 床倍率では、耐震等級3を満たすためのポイントを詳しく説明しました。床倍率の強さ自体を上げるという考え方もありますが、今回は「床区画を細かく区切ることで必要床倍率を下げ、平均存在床倍率を上げる」という効率のよい方法を紹介しました。

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午後からは「木造耐震診断 基準解説セミナー」を開催しました。午後の部の前半では、柳澤より2012年に改訂された木造住宅の耐震診断と補強方法の基準について、様々な切り口から紹介しました。例えば、2012年改訂版で診断をすると2004年版の評点とは大きくが評点が変わった物件について、どうしてここまで評点が異なったのか、その要因を分析し説明しました。
後半には、耐震診断ソフト「ホームズ君耐震診断Pro」を使った耐震診断~補強設計の流れを紹介。 効率よく評点を上げていくポイントを紹介しながら、サンプルプランを用いて補強設計をご自身のパソコンで実習していただきました。
特に高知会場では、セミナーの途中途中で質問が飛び交い、参加者同士で意見を述べ合うなど、非常に活気に満ちたセミナーとなりました。

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セミナーにご参加いただいた皆様、一日通してご参加をいただいた方や遠方からご参加をいただいた方も多数いらっしゃいました。ご参加をいただき、誠にありがとうございました。
13もの会場でホームズ君ユーザー、木構造にたずさわる皆様にお会いでき、セミナーやホームズ君シリーズに対しての生の声を聞けたことは、本当に貴重な経験でした。
いただいたご要望を今後のセミナー、ホームズ君シリーズに反映してまいります。

今後も、耐震診断や構造計算の先生方をお招きした特別セミナーや省エネセミナー等ニーズに応えるべくさまざまなセミナーを開催してまいりますので、ご期待ください!