大阪 地域型住宅ブランド化事業対応 長期優良住宅セミナー

2012年9月28日、大阪でホームズ君すまいの安心フォーラム主催「地域型住宅ブランド化事業対応 長期優良住宅セミナー」を開催いたしました。
同じ週に開催した東京浜松町セミナー同様、参加者の中には、平成24年度 第1回募集にて採択された登録事業者の方が多くいらっしゃいました。
参考:ホームズ君.com 「地域型住宅ブランド化事業」とは

セミナー前半では、長期優良住宅のメリットや申請の流れについて紹介しました。
さらに、住宅の省エネ基準の改正、一次エネルギー消費量、認定低炭素住宅等、2020年までに実施される省エネ義務化までの動向を説明しました。

続いて、長期優良住宅の設計方法を解説しました。
特に床倍率については、難関と言われてるだけに参加者の関心も高く、熱心にメモを取られている方が多くいらっしゃいました。

 

後半では、ホームズ君「構造EX」を実際に用いて、長期優良住宅の設計の流れを紹介しました。
先に解説した床倍率の計算を、実際の構造EXで確認していただきました。
耐力壁線の判定によって、必要床倍率・平均存在床倍率が変わっていく仕組みをご紹介し、床倍率の検討において等級を満たす設計を実演しました。

ホームズ君「構造EX」の新しいバージョン(Ver.3.42)では、柱や横架材の樹種について任意の追加登録が可能になります。
地域型住宅ブランド化事業は、地域材を活用した木造の長期優良住宅の建設を行う場合に、その費用の一部を補助するものです。
その地域材が、事前に登録されている標準的なものと強度が異なる場合には、樹種を追加登録することができます。

今後も地域型住宅ブランド化事業を含めた長期優良住宅、省エネの動向をいち早く発信してまいります。
今後のセミナーにどうぞご期待ください。